発明特許のこと〜その2 結果
平成29年3月25日の焼津アイターンパパの日記から転記↓
一発逆転‥ならず(>_<)・°°
相談時間の40分のうち、ずっと「これはいい!」という良い雰囲気だった。 しかし、終盤で、私の提出した「ついで的な書類」をみて、表情が変わった。
「おやっ、心配だなぁ、もしかして‥」と呟きながら、パソコン検索。しばらくるすと、持参してきた用紙には、私の考案したものと、非常に酷似した物があった。
どうやら、随分と昔に同じ発想で出願されていたのだ。
しかも昭和48年! これは実用新案だったので、そんなに古いところまで、調べ損ねていた。いや新旧以前に検索方法のつめが甘かった。
‥でも、収穫はあった。
今回「出願状況のプロの調べ方」の緻密さと迅速さ、そして、要領のよさを十分学べたことは大きな進歩(^^)
登録されるような発明品とは、かならず、類似の出願品と比較され、それを拒絶すべく理由をつけ、クリアしてきたもの。その経過こそが、登録の是非や、発展させるヒントが隠れており、最重要なのであった。
‥とはいえ、せっかくの良品。まだ思いは捨てきれないのが現実。先願されているとはいえ、発明品も世には出ていないのだし、何より実用新案なら権利期間は短い。今の状況でも商品化は可能なのだから。
まずは、フリマやネット通販からでも、消費者の感触に触れて、世に出すことの難しさや楽しさを味わってみたいなあ。
ネーミング、パッケージ、販売先探しなどやること一杯!
そういえば、弁理士が「特許取得よりも、商品化への企業探しやマッチングの方が断然難しいし、コネがないとまずは困難過ぎる」との言葉が重かったし、とても刺激になった。この考えを自分の挫折と共に知ることができたことは、今後の取り組みに大きな契機となった。そして時間の無駄を費やす羽目にならなかったことも収穫だ。